2019/02/07 MANKAI STAGE「A3!」AUTUMN&WINTER 東京 日本青年館ホール の観劇に行ってまいりました!

MANKAI STAGE 「A3!」公式サイト:http://www.mankai-stage.jp/
20180717-12

春夏公演のレポートはこちら。
MANKAI STAGE「A3!」京都公演レポート

公演内容などのネタバレ等含みますのでご注意ください。



前提としまして…
・エーステは生では春夏に続いて2回目。ライビュも含めると3回目です。
・役者さんの経歴や他の出演作等は存じあげておりません。
・夏推しなので全員出ている場面でどうしても夏組キャストに注目して見てしまうことが多いです、ご了承ください。


公演のストーリー

アプリのメインストーリー第一部、第3幕「バッドボーイポートレイト」と第4幕「もう一度、ここから。」の内容をほぼそのままでした。
オープニングでキャスト全員が主題歌とともにまずお披露目されました。
その後ストーリー開始。
万里のポートレイトから秋組オーディションが始まり、トラブルの中それぞれのポートレイトを披露しながら、秋組公演「なんて素敵にピカレスク」の公演開始。
<休憩>
冬組が集まり、七不思議に巻き込まれながら心を通わせ、GOD座との対決へ。GOD座公演「ルシファー」冬組公演「天使を憐れむ歌。」の2公演。
最後にカーテンコール。エンディングという流れでした。





ストーリー部分の感想

オープニング
春夏公演後の左京さんの独白から始まります。
主題歌とともに全員が登場。衣装は普段着。観客(監督)に向かっての「咲かせて」がそれぞれのキャラの個性たっぷりの言い方でそれだけで胸が熱くなりました。


第三幕 バッドボーイポートレイト
万里のポートレイトから始まり、秋組オーディションへ。
秋組のヤンキー成分多め、どつきあい多めの最初の中の悪さは、春夏とは違って物理的に見ていてとても迫力がありました。
万里と十座の仲の悪さ対策としての左京さんの荒療治「手錠でつなぐ!」も再現されましたが、手錠でつながったままなのにキレキレのダンスやアクションがすばらしくて感動!
脅迫状や衣装を切った犯人は自分だと名乗る太一の懺悔とポートレイトは、どうしようもない後悔と同時に深い芝居への情熱も伝わってきて思わず涙してしまいました。
秋組としてまとまったところで初日の公演開始です。アプリ内のストーリーでは初日ではまだ太一が犯人と分かっておらず、太一の告白は公演中でしたので、ちょっと変えてきていました。


秋組旗揚げ公演 なんて素敵にピカレスク
一度幕が下りて緞帳が再び上がって劇中劇が始まる演出はエーステおなじみ。舞台がテーマのA3!らしくて大好きです。
イタリアンマフィアのダークでおしゃれでスマートなダンスが5人の息ぴったりですごくかっこよかったです。アクションの秋組の名の通り、銃やステッキ、拳を使ったアクションがスピード感もあって、一瞬たりとも目が離せませんでした。

GOD座のやり方に見切りをつけた丞がGOD座を抜けたところでいったん休憩です。


休憩


第四幕 もう一度、ここから。
すでに5人集まった場面から。冬組は全員大人ということもあって、表面上は穏やかなのですが、遠慮しているというかぎくしゃくしているというか本心が全く出ていない感じがすごく気まずくて、言葉に出さない雰囲気だけなのに気まずさが伝わってきてさすがだなと思いました。
GOD座との対決を受けるかどうかを決める場面で無限人形。みんなが疑心暗鬼になったところで真心ルーペ。七不思議のアイテムもあって、それぞれの抱えたものを溶かしながら静かに冬組としてまとまっていく様子が見ていてとても自然でリアルでした。


GOD座公演
タイマンACTのテーマは「天使」
GOD座はルシファーを題材にいかにもGOD座!な派手な衣装・照明・演出でした。しかし抽象的で幻想的な雰囲気が素晴らしく、人を愛するがゆえに裏切られて傷つけてしまうルシファーの哀しさ切なさがしっかりと伝わってきました。
アプリ内でもストーリーがはっきりと提示されていないGOD座の舞台ですのでエーステオリジナル色の強い部分ではありますが、きちんとMANKAIカンパニーとの違いを出して、なおかつGOD座と思わせ、決してA3!の世界を壊さない舞台をみることができてうれしかったです。


冬組旗揚げ公演「天使を憐れむ歌。」
エーステの劇中劇は各会場の千秋楽以外は初日公演の内容を演じるのですが、冬組はタイマンACTが千秋楽設定のため、千秋楽公演を劇中劇で演じられていました。
まず衣装の羽がすごい!! 本当に大きな羽でおそらく役者さんにはかなり重いと思うのですが、みなさん天使なのでそれを感じさせず軽々と動いてらっしゃいました。春夏秋のような動きの激しい部分はないのですが、シリアスの冬組の名に違わず劇中劇のストーリーで泣かされました。
全ての組の劇中劇で、公演ストーリーのセリフ以外に、キャラクターの心情を合間に挟みます。舞台にかける思いや舞台の上の感動を熱く伝えるのでそこで涙することはあるのですが、冬組はミカエルの献身的な無償の愛という公演ストーリー自体に泣かされました。



カーテンコール&客降り
春夏に続いてアプリ内のSR【開花の予感】の白と黒を基調にしたクラシカルな衣装での登場でメインテーマの「Show Must Go On」を歌います。
客降りもありました。
私は1階席後方だったのですが、至さん、椋くん、三角くん、十座くんが近くにきてくださいました。
万里くん、紬さん、GOD座の2人は客降りはないのですが、ほかのキャストの方々は会場中を所狭しと回っていて、ファンサービス満点ですね。
ペーパーフラワーをキャストの皆さんが撒いていて近くの席の方がもらっていたのを見たのですが、三角くんのペーパーフラワーが三角に折られていたのが三角くんらしいと思って印象に残っています。

開幕の挨拶は雄三さん、終幕の挨拶は紬さんでした。
雄三さんは「ここできゃーっとか歓声が上がるんじゃないのか?」『キャー』「言わせてる感じがしていまいちだな」など笑いを誘う挨拶。
紬さんは「ここに来る途中で花を見つけたので、監督この後一緒に写真を撮りに行きませんか?」という紬さんらしい挨拶でした。
カーテンコールが終わった後、万里くんと紬さんが登場。今日でちょうど10回目の公演だそうで軽くトークをしていました。さっき見つけた花の色を万里君が紬さんに聞いていましたが、青色だそうです。冬組の色ですね。



アプリ内のストーリーと違う部分
もちろん舞台になっているので、細かいところはたくさんあるのですが、特に印象に残ったのは冬組の「天使を憐れむ歌。」のミカエル(紬)とラファエル(丞)とウリエル(密)が3人仲良しという設定だったことでしょうか? アプリではミカエルとラファエルが仲が良く、ウリエルは仲間ではあるがそこまで親密ではなくどちらかというとミカエルと対立する関係でした。
エーステではウリエルはミカエルを心配し、リストの内容でうそをついたり、ラファエル・ミカエルともに気遣ったりします。密が「3人いつも一緒」という設定になくした記憶をゆさぶられるというエピソードが入り、この先の密の素性や第二部への伏線となる素敵な改変だったと思います。



各キャストの印象

摂津万里
セリフ回しのセッツバンリ語が完璧ですごい! ダンスや演技が本当にスマートでイージーモードな万里を見事に表現してました。太一の懺悔のときに「ポートレイトをやろう」と言い出したのが秋組のリーダーらしく、自分はなんでも簡単にできるけど、だからといってできない人を見捨てたり責めたりしない万里の魅力を改めて感じました。

兵頭十座
不器用だけれど芝居にかけるひたむきさをひしひしと感じる演技でした。最初のオーディションのつたない演技から、ピカレスクの舞台の上で堂々した演技に変わっていく成長を目の当たりにすることができてうれしかったです。一生懸命にアドバイスをもらったりする姿が微笑ましくて、確かに秋組のみんなも気に掛けると納得しました。

七尾太一
元気で明るいんですけど最初は万里・十座・左京が目立つので、どうしても陰に隠れがち。それが衣装が切られた事件の犯人だと吐露する場面で一気に持っていかれました。舞台をめちゃくちゃにされて許せない気持ち、でも太一の気持ちも痛いほど伝わって、秋組のシリアス方面での最大の見せ場は太一だったように思います。

伏見臣
今回はストーリー的に見せ場が少ないのは仕方なかったと思います。その中で那智の夢を自分の夢にも変えていくポートレイトは次の「異邦人」公演へ期待が高まりました。ピカレスクの1人テイストが違う警察官の衣装は高身長もあってすごく目立っていて臣の昔の狂狼らしい一面がちらりと見えて素敵でした。

古市左京
やっと芝居ができる喜びがにじみ出る演技がとても微笑ましかったです。ピカレスクのカポネは左京さんならではの凄みと迫力が満点! 質素倹約の歌とダンスが左京さんらしくてすごくかわいかったです。
間違えて舞台に出てしまうシーンなどは削られていたので千秋楽演出であるかもしれませんね。


月岡紬
ところどころで何度かお辞儀をするのですが、それがピッピッととても丁寧できれいなお辞儀で紬らしいなって思いました。紬の繊細な演技を感じたのは天使を憐れむ歌。の終盤、ラファエルとのシーン、ラファエルの問いかけに「うん」と3回答えるのですが、それが同じ単語なのに全部違う「うん」でミカエルの気持ちが伝わってきて素晴らしかったです。

高遠丞
堂々とした立ち居振る舞いとよく通る低い声、元GOD座の王子の名にふさわしい実力を感じる演技でした。芝居に対してまっすぐで妥協しないところ、逆に七不思議のような不可解な事象には基本的に見ないふりをするギャップが魅力的でした。

御影密

眠そうで儚げな密の雰囲気が再現されていました!マシュマロに食いつく様子もとてもかわいい! ↑でも書いた密の過去を思わせる3人のエピソードでは背景に月が映し出されて、これからの第二部を予感させてすごく楽しみになりました。
密といえば運動神経もすごいのですが、今回はそれを見る場面がなかったので次回に期待です!

有栖川誉
冬組の中では丞に続いての高身長なのもあってか、仕草一つ一つが高貴な感じが出ていて日常パート公演パート両方ですごく存在感がありました! エーステは身長も設定に近い役者さんを選んでくださっているのがとてもいいですね!
真心ルーペの場面でルーペを模したフラフープを使った冬組全員のダンスがコミカルで面白かったです。

雪白東
声に吐息が混じる感じがとても色っぽい!一番年長で大人の色っぽさや落ち着きがあるのに、一人になると突然小さな子供みたいになってしまう東さんの不安定さが伝わってきました。
天使を憐れむ歌。のフィリップに原作とは少し違って恋にはどうしても仕方ないずるい駆け引き的なセリフ回しがあり、しかしそういうのを演じられるのも東さんあってこそだなと思わせられました。


皆木綴
シトロンの声真似をしたり、同室である真澄くんの暴走に慌てたり、至と一緒に出演していない春組の存在を感じさせてくれる演技が嬉しかったです。

茅ヶ崎至
秋組パートで万里とゲームをしながら万里のポートレイトが通用しないと予見する場面が印象的でした。春組の絆を誇らしげに話す姿が春夏公演の春組のやり取りを思い出させてくれました。

向坂椋
三角君をおにぎりで見事に操る動きがコミカルで笑ってしまいました。秋組公演の後に十座との誤解がとけ、ランスキーの帽子を被せてもらって仲直りの場面が大好きで記憶に残っています。

斑鳩三角
幸くんの声真似がそっくりでびっくり! 無限人形に巻き込まれた時などさんかくな動きやセリフが笑いを誘ってくれました。引き続きアクションもすごかったです!


松川伊助支配人

春夏に続き、影の進行役でした。深刻な場面でも支配人が出てくると不思議と笑ってほっとしてしまうそんな雰囲気を持ってらっしゃる素敵な役者さんですね。

雄三さん
左京さんに昔の兄貴風を吹かせるところが元MANKAIカンパニーの雄三さんを感じられてうれしかったです。今回も締めるところできっちり締めてくれました。

迫田ケン

今回は左京さんが秋組加入ということで、アドリブ担当という感じではなく、きちんと話の中に入っての役回りが多かったです。協力的にぴょこぴょこ動く姿や、アニキ大好きなおバカなセリフもたくさんで本当にかわいかったです。

神木坂レニ
紫の長い髪と白いスーツが目立つのもあって、悪役の存在感がばっちりでした。GOD座の主宰として外面がとてもいいけれど、裏では卑怯なことをする、そんな憎らしさをきっちり演じていらして本当に憎らしかったです。役者さんすごいです!

飛鳥晴翔
アプリと同じく、憎らしくでもかわいらしい。山田弦太と呼ばれてしまった時の口の悪さも見れてうれしかったです。
丞と比べてはっきりわかるほど身長が小さく、GOD座の主役で大丈夫かな?と思ってしまったんですが、ルシファーを演じているときは動きが素早く、それでいて大きく派手に見せるやり方を知ってらっしゃるのかGOD座の主役にふさわしい華やかさがありました!




春組と夏組はそれぞれの単独公演が決まっているとのことですが、秋組冬組も次につながる要素や伏線がたくさんできっと単独公演をやってくれると確信させてくれる内容でした。
特に冬組は千秋楽演出があるのか予想が難しいですが、これからの公演も楽しみですね!

秋冬公演は全日程公演チケットはすでに完売し、当日のキャンセル待ちのみとなっています。
会場ごとにキャンセル待ちの受付方法が違います。詳しくは公式サイトをご覧ください。
http://www.mankai-stage.jp/latest/guide/index.html


東京凱旋公演の大千秋楽3/24(日)12:30~はライブビューイングが決定しています。
現在抽選プレオーダー申込受付中ですよ!

申込受付期間:2/7(木)18:00~2/12(火)11:00
受付用URL:https://eplus.jp/mankai-stage2019aw_lv/


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